こんにちは、セブ島の現地ツアー会社で働くみかです。
この記事では「フィリピン治安ランキング」をテーマに、2024〜2025年の最新データをベースに「どの指標が“安全”を語るのに信頼できるのか」「観光目線での“実際の安心度”はどこで決まるのか」を、旅行者が“今日から使える具体策”に落として解説します。数字だけじゃ不安は消えないので、セブ島での生活実感もまぜながら、迷いなく旅程を決められるようにまとめました。
まずは気軽にLINEでご相談ください
「セブ島旅行の計画、どうしよう?」
「どこをまわるのがおすすめ?ツアーは必要?」
そんな疑問があれば、いつでもお気軽にLINEで声をかけてください!
\ご希望に合わせたプランのご提案も可能です♪/
LINEで相談するContents
ランキングの“正しい見方”:GPI・Numbeo・政府勧告の違い

① GPI(Global Peace Index)
研究機関IEPによる国別の平和度総合指数(治安=犯罪だけじゃなく、社会的安定・紛争・軍事化も含む)。毎年更新。2024/2025年版が最新。世界全体では平和度が低下傾向という大きな流れも示されています。
②Numbeo Crime Index
世界中の都市・国の犯罪体感指数。住民・旅行者の自己申告ベースで「体感治安」を可視化。2025年ミッドイヤーでフィリピンは犯罪指数43.4(中程度)、都市別ではマニラ64.7(やや高め)/ケソン64.2など詳細が見られます。
③政府の旅行勧告(米国務省など)
リスクの地域差を明確に出すのが特徴。2025年5月時点でフィリピン全体は「レベル2:注意を強めて」、ただしスールー諸島・マラウィ市は「渡航中止」等、“行っていい場所/ダメな場所”がエリア指定されています。
GPI=“国の構造的な平和度”、Numbeo=“街ごとの体感治安”、政府勧告=“渡航判断の実務”。
旅行者は③→②→①の順に見ると、行動レベルの意思決定がしやすいです。
2025年のフィリピン“治安ポジション”は?

セブ・ボホールなど主要観光地は、基本ルールを守れば“初海外でも現実的に安全に楽しめる”レベル。
ただし深夜・繁華街・単独行動・飲酒後の移動など、“やらなければ避けられるリスク”が事故の多くを占めます。
セブ島・マニラ・ボホール…主要エリアの実感値マップ

| エリア | 体感ポイント(観光・生活実感) | 初心者向け安全度メモ | 参考になる公的/客観データ |
| セブ(マクタン・セブ市内) | 空港〜リゾートが近く、移動がシンプル。観光導線が整備されていて配車アプリや送迎ツアーが使いやすい。 | 夜は移動を短くする。タクシーはホテル呼出 or 配車アプリ。ビーチ・離島はツアー参加が安心。 | 米国務省:地域別注意喚起(全体はLevel2/一部地域は回避指定)。Numbeoは都市別で差あり。 |
| マニラ | 都市規模が大きく、エリア差が顕著。モール・BGC等は整備度が高い一方、深夜の路上は避けるのが基本。 | ホテル選び+移動導線設計が最重要。夜は徒歩移動を控え、ホテル戻りを早めに。 | Numbeoの都市別指数で64.7(中〜高)。エリアを絞れば快適、広域の無計画移動は非推奨。 |
| ボホール | 観光地が点在、ドライバー付きで回ると効率&安心。海・自然がメインでのんびり派に好相性。 | 夜道の徒歩は最小限。現金は分散、ビーチではスマホ・財布の置きっぱなしに注意。 | 米国務省のレベルは県別詳細の明記なしだが、一般論として注意強化。 |
フィリピン政府・日本外務当局も日本人の安全確保を重視する。2025年は二国間で安全面の連携強化のニュースもあり、旅行者支援の基盤は年々アップデートされています。
旅行者が最初に決めるべき「3つの安全設計」

移動は“Door to Door”が基準
夜の“どこまで?”を決めておく
お金・スマホ・パスポートの“3点守備”
夜遊び・移動・アクティビティ別の“落とし穴”と回避術

夜遊び
市内移動
アイランドホッピング/ジンベイザメ/キャニオニング
- 公認オペレーター/保険付/日本語対応は総コストでも結局おトク。
- 無認可ボートはライフジャケット・救助体制が不十分なことも。写真撮影係がいるツアーだと所持品リスクを減らせます。
- 早朝出発は集合時刻と待合場所を前夜に再確認。眠気+暗さ=事故リスクです。

セブ島周辺人気の島を周遊!
アイランドホッピングツアー
海洋保護区でシュノーケリングやスピード感溢れるバナナボートで、セブ島の海を思いっきり楽しもう!
最大12,800円〜ご参加可能 / 催行時間:6時間

セブ島1番人気!
ジンベイザメツアー
タビセブが誇る1番人気のツアー!遭遇率99%のジンベイザメ遊泳と合わせていくオプショナルツアーで満喫しよう!
最大9,800円〜ご参加可能 / 催行時間:12時間
Q&A(よくある不安を“旅行者目線”で解決)

データで俯瞰:「フィリピン治安ランキング」を読み解く補助表

指標ごとの意味と使い分け
| 指標 | 何を示す? | 強み | 弱み | 旅行計画での使い方 |
| GPI(国別平和度) | 犯罪・紛争・軍事化まで含む国の平和度 | 長期比較に強い | 観光エリア別の違いは見えにくい | 行き先国の“相場感”をつかむ基礎資料 |
| Numbeo Crime Index | 住民・旅行者の体感犯罪指数(国・都市) | 都市別の温度感がわかる | 自己申告ゆえバイアスあり | 都市選び・ホテル立地検討に使う |
| 政府旅行勧告 | エリア別の具体的注意レベル | 実務的・具体 | 概況更新にタイムラグも | 訪問可否・避ける地域の最終判断に |
2025年の“ざっくり相場観”
| 観点 | 2025年の読み方(要点) |
| 世界全体 | 平和度は低下傾向(紛争・デモ・軍事化の影響)。“どの国も油断しない”が大前提。 |
| フィリピン全体 | レベル2(注意強化)。ただし特定地域は回避指定。観光主要地は基本的対策で可。 |
| 都市差 | マニラはエリア差が極端。BGC等の整備エリアは快適、雑多エリアはリスク高め。セブ・ボホールは観光導線が安定。 |
「安全に楽しむ」ための、旅程テンプレ(セブ3泊4日)

送迎・ツアー・写真サポートまで一体のパッケージは、迷い・ロス・リスクをまとめて低減します。結果的にコスパが良くて安全、が本音です。
ちょっとだけ“踏み込む”安全豆知識(2025)

おまけ:プリントして使える“安全チェックリスト”

最後に。
“治安ランキング”は、怖がるためじゃなく、賢く楽しむための地図。
セブに暮らす私の実感では、基本ルール+賢い導線だけで、初めてのフィリピンでも十分に“安心で最高の旅”はつくれます。迷ったら送迎とツアー、そして早めの帰宿。それだけで、体感は本当に変わります。楽しい旅になりますように




















